マイケル・ジャクソンとブランドン・ハワード
ようこそ!ブーです。
今日は、マイケル・ジャクソンとブランドン・ハワードというアーティストを紹介させてください。
何でこの2人を一緒に紹介するのか?
マイケル・ジャクソンはアメリカを代表するスーパースターなので、知っている人が多いと思います。
一方、ブランドン・ハワードについては『誰?』と思う人のほうが多いかもしれませんね。
この2人を一緒に紹介する理由は、大好きなマイケル・ジャクソンを調べていたときに偶然、
『ブランドン・ハワードはマイケル・ジャクソンの隠し子!?』
というタイトルの記事を見つけたからです。
気になったので調べたところ、勝手にいろいろな憶測がされたり、DNA鑑定が偽物だったなどの疑惑があったため、みんなが『やれやれ、もうその話題はおなかイッパイだよ!』という感じになってしまい、(マイケル・ジャクソンがすでに故人であるという点も大きいとは思いますが…)現在では追求もされなくなっています。
今でもその真相はナゾに包まれたままです。
『好きだから紹介したい!』という気持ちはもちろんですが、彼らの歌や声を聴けば聴くほど『はぁ~、似てるなぁ…。』と思わずにはいられないので、どうか紹介させてください!
マイケル・ジャクソン
本名Michael Joseph Jackson(マイケル・ジョセフ・ジャクソン1958年8月29日‐2009年6月25日没)アメリカ出身の歌手です。
10人兄弟の8番目に生まれた彼は、実の兄弟で結成されたThe Jackson 5 ジャクソン5(The Jackson Five ジャクソンファイブ、後のThe Jacksonsジャクソンズ)に1963年、わずか5歳でメンバーとして加入し歌手として活動していました。
1969年にThe Jackson 5としてメジャーデビュー、 2年後の1971年にはソロデビューしています。
歌唱力も素晴らしいですが、その独特な衣装と、「ムーン・ウォーク」や「ゼロ・グラヴィティ」などの卓越したダンス技術で世界を魅了し、「キング・オブ・ポップ」と呼ばれました。
慈善活動や平和活動に熱心でさまざまな逸話がありますが、中でもアフリカ飢餓救済のためのプロジェクト「USA for Africaユーエスエー・フォー・アフリカ」に参加し、楽曲「We Are The Worldウィ・アー・ザ・ワールド」を発表したことは特に有名です。
訃報を聞いたのは本当に突然でした。2009年6月25日、自宅にて心肺停止状態に至り搬送された病院で死亡が確認されたのです。
マイケルの死については、麻酔薬の取り扱いを誤ったことが原因とされているので、主治医だった医師が過失致死罪の有罪判決を受けています。
彼の音楽へ向けるストイックな姿勢や、そのカリスマ的なパフォーマンスは、亡くなった今でも多くのアーティストに影響を与え続けていることは言うまでもありません。
この曲は特に、ブランドン・ハワードに似ているので選びました。聴いてみてね。↓
ブランドン・ハワード
Brandon Howard(ブランドン・ハワード、B. Howardとも呼ばれる。1981年4月2日~)アメリカ出身の歌手で、女性歌手であるミキ・ハワードの息子です。
3人兄弟の長男で妹と弟がいます。
生前のマイケルやジャクソン家とは少なからず親交があり、音楽家を志すにあたって「理想の音楽を形にするための努力や、それを製作するにあたっての工程の大切さ」などを学んだそうです。
そのため、まずは2003年から裏方(音楽プロデューサー)としてのキャリアを重ねてきました。
日本でも3組のアーティスト(倖田來未、Double、W-inds)に楽曲を提供していて、倖田來未さんにいたっては「Passing By」という曲を提供しただけではなく一緒に歌っているPVまであります。
ソロの歌手としては、2010年にデビューアルバム「Genesis」を発売。
そのアルバムに収められている1曲「Dancefloor」は、まさにマイケルを彷彿とさせます。
私がこの曲を初めて聴いたとき、ブランドンには失礼ですが『マイケルが戻ってきた!』という感覚になって、泣くほど興奮した事を思い出します。
声はもちろんのことファルセット(高い声色)の出しかた、そして息遣いまで似ているなんて感動以外の何者でもありません。
大きい壁
たとえ隠し子で無かったとしても、たいへん話題性が高いゴシップですから、一般人であっても「マイケルの隠し子」としてメディアなどに取り上げられ、必然的に知名度が上がったことでしょう。
ブランドンは芸能界に身を置くアーティストなので、尚更注目されることになりました。
『マイケルの隠し子か!曲を聴いてみよう♪』という風に、良い印象を与える事もありますが、悪い印象だと『莫大な遺産目当てじゃないの?』や『売名行為だろ?』と勘違いされてしまう事もあります。(世界的スターを売名行為に使うなんてリスクが高すぎるので、まず無さそうですが…苦笑)
当事者からしたら最悪の事態は避けたいですし、何よりジャクソン家とは親交もあったので、ブランドンはDNAの鑑定結果が騒がれたとき、SNSに1分ほどの動画を公開して、こう語りました。
『まず言いたいのは、僕がゴシップサイトに連絡したり、世間にこの話を広めたりしていないこと。
もちろんマイケル・ジャクソンの息子だなんて主張したことはないよ。
そして彼の遺産管理人を訴えるつもりは全く無いということ、お金には困っていないからさ。まぁ、わかるだろ?
DNA検査なんて絶対に了承していないし、検査自体にも関与していないんだけど、どうしてこんな事になったのかな?メディアってヤバイ。
まぁ、どんな結果でも僕は僕だ。そうだろ?』
色々な憶測や検査の結果を聞いて、誰よりも衝撃を受けたのは本人のはずだし、その鑑定の対象となった父親はすでに亡くなっています。
自分の意思と関係の無いところで、勝手に親子関係がわかったところでショックが何倍にも脹らんだだけです。
それにこの件によって「キング・オブ・ポップ」であるマイケル・ジャクソンと比べられるというプレッシャーは、私達には考えられないほど大変なことではないでしょうか?
そんな中で、こんな風に毅然とした態度がとれるなんてスゴイですよね。
いずれにしても、ブランドン・ハワードは素晴らしいアーティストなので、これからもドンドン活躍して欲しいです。