先生から受けているのは授業ではなくハラスメント?
ようこそ!ブーです。
新しい環境にもボチボチ慣れてきた頃では無いでしょうか?
今日は、そんな時期だからこそ気をつけたいハラスメントについて書かせてください。
まじめな内容なので、文のみです。
ハラスメントってなに?
ハラスメント(harassment)とは、人を極端に困らせるような言動や、非道徳的・非人道的な嫌がらせをすることです。
そのハラスメントが行なわれる環境が大学などの学術機関であれば、アカデミックハラスメント(academic harassment)となり、教職員が学生や他の教職員に対して行うハラスメントを指します。
スクールハラスメント(school harassment)は、幼稚園、小・中学校や高校などの教育機関で教職員が児童生徒や他の教職員に対して行なうハラスメントです。
キャンパスハラスメント(campus harassment)は、学生同士の同期や先輩、後輩の関係で起こるハラスメントのことを指します。
学校は普段の生活と違って特殊な環境ですから、先生に『言うことを聞かないなら辞めろ!』『評価を下げるぞ!』なんて言われたらどうしよう…、と考えてしまいますよね。
ですが、先生からの評価よりも、あなたの心の方が大事です。
ハラスメント行為は洗脳と同じで、あなたの常識や意識すら変えてしまいます。
『自分がすべて悪いんだ』という自己批判に陥ってしまったり、ハラスメント自体に慣れてしまうことがあるので早急に対処して下さい。
音楽科は特に注意が必要!
もちろん音楽科でなくてもハラスメントに遭うことがあると思いますが、音楽科は特にハラスメントに遭う確率が高い場面が多いんです。
特殊な授業が多いため受ける人数が少なかったり、レッスンでは先生と生徒が1対1ということもよくあるので気をつけましょう。
「もしかして…」は心のサイン
いくら先生と言えども私達と同じ「1人の人間」ですから、性格や相性がどうしても合わなくてギクシャクということも確かにあります。
人の心を完璧に理解する事は絶対にできませんし、なにより思考や感情には個人差がありますから、「ハラスメントか?そうでないか?」を見極めることはとても難しいです。
それに、もし些細な問題すべてをハラスメントという言葉でまとめてしまうのであれば、先生という職業も成り立たなくなりますから、1度はよく考えてみましょう。
一時的な感情の問題という場合もありますが、先生に悪気が無くても、嫌な行為や言動が断続的に続いたり、あなたが本当に辛いと思ったらそれはハラスメントです。
よく考えてもやっぱり『もしかして…』と思うことがあれば、あなたの心の部分がハラスメントと感じているサインなので、すぐ誰かに相談しましょう。
逃げるワケじゃない!
私の通っていた学校では生徒のために専用の相談窓口があったので、そこにいる係りの人に相談して担当の先生を他の先生に代えてもらうことができていました。
その頃よりも、今の方がハラスメントに対しての意識が強くなっているので、多くの学校で生徒のための相談窓口や、私が学生の頃にはなかった先生のための相談窓口が設置されているのではないでしょうか。
自分はそういう経験はありませんが、友達は実際、先生にハラスメントを受けたため窓口で相談して代えてもらいました。
ピアノレッスンでペダルと一緒に足を踏まれたり、何でもないことで罵倒されたりしていたそうで、そういった先生に限って、周りから「優しそう」だったり「何も問題がなさそう」に見えていたんですよね。
普段は見た目通り温厚なのに急に豹変するので、肉体的にも精神的にも相当参っていたと言っていました。
友達の場合は周りに相談してくれたので、すぐに『その先生はオカシイ!相談窓口に行こう!』と言ってあげることができて即解決しました。
ですが、友達は『逃げるみたいで、悔しい…!』と言っていたんです。
それを聞いて、友達の悲しみや先生に対する憤りを感じましたが、当時は上手く言葉にできずに『うん…、そうだよね』としか声をかけてあげることが出来ませんでした。
授業の関係上どうしても、友達と先生が顔を合わせる機会はありましたが、先生の謝罪を挟んだ上で、一度きちんと距離を取ったからかギクシャクした様子もなく普通に接していた印象があります。
その後、友達の学生生活はとても充実しているように見えましたし、ハラスメントの一件以来まったく愚痴や弱音も聞きませんでした。
だから、ハラスメントで悩んでる人、相談するか迷っている人に言いたい!
『先生を代えてもらうことは、決してその人(加害者)や今の状況から逃げているワケじゃない!
そもそも、学校には学びたくて来ているのに、本当だったら気にしなくても良いことまで心配をしなくてはいけない状況に追い込んだ先生に私は憤りを感じる!
あなたは悪くない!
あなたは頑張っていたんだから、堂々としていて良いんだよ!
辞めたり諦める勇気があるならば、1度でいいから相談する勇気を出してみようよ!』