ブー先生の音楽教室

学校では教えてくれない、音楽のことを書いています。

音楽科の学科は、どんな種類があるの?

ようこそ!ブーです。

 

今日は、音楽科のある学校を選ぶときに重要な学科の種類を紹介します。

 

学科やコースの種類は学校によって様々にあり、実は名前が統一されていません。

 

なので、学科の名前が違っても習う内容は同じだったり、逆に学科の名前は同じなのに習う内容が違うということもあるので、学校を選ぶときにはその点をよく調べると良いと思います。

 

 

 

音楽科

大きく分けると、音楽を総合的に学ぶ学科や学部のことです。

 

総合的な音楽学科から細かく分かれた種類や分け方は、専攻分野・コースなどと呼ばれ、自分が専門的に習うものを指します。

 

最近では、ジャズ・ポピュラー・ロックなどのジャンルを扱っている学校もあるので、よりグローバルになりました。

 

音楽科では、こんな授業が受けられます。↓

boosensei.hatenablog.com

 

 

 

声楽科

歌を専門的に学ぶ学科です。

 

レッスンでは、歌曲・オペラ・宗教曲などのクラシック音楽を中心に学びますが、一部の大学ではポピュラー音楽を習えるところもあるようです。

 

歌うだけではなく曲の内容や言葉の意味なども研究しながら、より良い演奏ができるように教えてもらえます。

f:id:boosensei:20180426051446j:plain

 

 

器楽科

学校によっては様々なジャンルから選ぶことができます。

 

種類は、ピアノ・オルガン(or電子キーボード)・管弦打楽器・古い時代の西洋楽器(古楽器)などです。

 

演奏だけでなく曲の内容などもしっかり研究しながら、より良い演奏ができるように教えてもらえます。

 

 

 

邦楽科(伝統芸能)

日本の伝統芸能である能楽(狂言)・日本舞踊などを舞ったり演じる分野と、

日本の伝統的な楽器である、三味線音楽(長唄、常磐津、清元)・邦楽囃子・箏曲・尺八・能楽囃子・雅楽を演奏する分野に分かれます。

 

伝統的で大変希少な学科です。

その技術を継承する人がいなければ、あなたが後継者になれることがあるかも!? 

f:id:boosensei:20180102222207p:plain

 

 

 

作曲科(創作学科)

作曲に必要な技術・楽譜の書き方や音を並べる上での法則など、基礎の部分を身につけられる学科です。

 

個人の作曲スタイルや個性があるので、作曲そのものは教えてもらえません。

 

ですが創作するにあたって、音楽科に所属している生徒達や音楽の専門的な授業から得られること・学べるものは沢山あるので、学校に所属していた方がためになります。

 

 

 

指揮科

将来プロの指揮者として、オーケストラ音楽・オペラ・バレエ・オラトリオなど幅広いジャンルの音楽を指揮できるように学ぶ学科です。

 

楽曲・楽書の研究や、指揮者になるための様々な知識を学び、実技レッスンではオーケストラを指揮したり、実際にお客さんの前に立つことも経験させてもらえます。

f:id:boosensei:20180622081308j:plain

 

 

楽理科

音楽の勉強的な部分を重点的に学べる学科なので、音楽学専攻理論分野とも呼ばれます。

 

音楽の歴史がわかる西洋音楽史・日本音楽史・東洋音楽史、音楽が美的な芸術としてどのような役割を持つのかわかる音楽美学、音楽がどのような理論と構成で成り立っているかがわかる音楽理論、音楽が民族や宗教とどのような関わりがあるかわかる音楽民族学・宗教音楽などが主な内容です。

 

 

 

演奏学科

演奏家になるための演奏技術を身につけることが出来る学科です。

 

声楽科や器楽科にも似ていますがソロだけではなく、他者とのセッションやアンサンブルなども経験できます。

 

アーティストとして「お客さんに見せる・魅せる演奏」を目標に、より専門的な演奏技術を磨きましょう。

 

 

   

学科以外(その他)

音楽教育

音楽の教育に関わるもので、教育職員免許状を取得することができます。

 

音楽療法士

医療や福祉の場面でケアをするために必要となる、音楽療法士の資格を取ることができます。

 

電子音楽・音楽デザイン

コンピューターを使った楽譜・楽曲作りやミュージックビデオなどを作成する、時代にあったクリエイティブな音楽を学べます。

 

舞台音楽・舞台芸術・音響

舞台や映画・ドラマなどの舞台音楽や音響について学ぶ分野や、バレエやダンス・オペラやミュージカルなどの舞台に立つための技術を学ぶ分野に分かれてます。

 

音楽ビジネス

音楽プロデュース・マネジメント・権利ビジネスの仕組みや、セルフマネジメント力・プロモーション力・プロデュース力を学び、音楽を社会的に運営していくスキルなどを身につけることができます。

 

調律・リペア・クラフト

楽器の音を整える調律師や、楽器の修理を行なうリペア職人、楽器を作るクラフト職人など、音楽に欠かせない職人になるための専門学校があります。

f:id:boosensei:20180204154011p:plain



 

 

ちなみに…

ブーが所属していた学科は、高校→音楽科ピアノ専攻、短大→音楽理論科でした。

 

プロになれるほどのピアノの腕前がないことは高校時代に嫌というほど味わったのですが、それでも音楽の勉強を続けたいと思ったときに音楽理論と言う、「音楽そのものの構造を知るためには1番良い学科」を発見できたことは奇跡だと思います。

 

私が通っていた学校は『上は北海道から、下は沖縄まで!』と様々な生徒がいたので、1人暮らしをするほど遠くない位置に学校があったことも、今思うとラッキーだったなぁ…。

 

今回の記事をまとめると、音楽科にも色々な種類があるので『どうせプロにはなれないし…』と諦めている人にも他の選択肢が待っているよ!ということでした。

f:id:boosensei:20180603033223j:plain