2018年春のドラマ「崖っぷちホテル!」のテーマソング
ようこそ!ブーです。
今日は、2018年春のドラマ「崖っぷちホテル!」のテーマソングを紹介します。
最近のドラマに使われている主題歌や曲と言えば、人気のアーティストがそのドラマに合った曲を書きおろしたり、ドラマに出演しているアーティストの楽曲を使うことが多い印象があります。
そんな偏見を持って観ていたわけですが、テーマソングで流れたのはドラマとは全然関係ないアーティスト、しかも今どきの若者が知らないような古い曲でした。
このドラマで使われたのは、アメリカの歌手フランク・シナトラが歌った「Strangers In The Night」という曲だったんです。
このドラマにはEXILE(三代目J Soul Brothers)のメンバーである岩田剛典さんが主演俳優として出演しているので、てっきり曲もEXILE系列のグループが担当するものだと勝手に思い込んでいた私は、まさに「鳩に豆鉄砲」状態!
何気なく観始めたコメディドラマだったことと、ノスタルジー溢れるこの曲とのギャップに、思わず『なんでこの曲が!?』と知るわけもないのに家族に聞いてしまいました。(笑)
ですが不思議と、この「Strangers In The Night」という曲がかかることによって、コメディドラマであるにもかかわらず『良い映画を観たあとのような充実感』を味わうことができたように感じます。
こんな風に、私が気になる「色々な条件」が重なってしまったので、どうしても書かずにいられなかった所存です。
「Strangers In The Night」
「崖っぷちホテル!」のテーマソングは、フランク・シナトラが歌った「Strangers In The Night」という楽曲で、日本では「夜のストレンジャー」として有名です。
この曲の作曲者は、ドイツ出身の音楽家Bert Kaempfert(ベルト・ケンプフェルト、1923年10月16日‐1980年6月21日没)と言われています。
明確に『この人が作曲者です。』と言えないのは、他の作曲家に『自分の作ったメロディだ』と訴えられたり、「他の作曲者の楽曲を買い取った」という説があるからです。
ですが、名曲であることには変わりありません!
シナトラについては、こちらで紹介させていただいているので割愛します。↓
「Strangers In The Night」の歌詞
「Strangers In The Night」は曲もムーディーで素晴らしいですが、歌詞もロマンティックで、聴いているとまるで短編小説を読んだかのような気分になります。
英語の歌詞は載せられないので、私が訳した歌詞をお楽しみください。
Strangers In The Night
作詞Charles Singleton & Eddie Snyder 作曲・Bert Kaempfert 訳 ブー
夜、見知らぬ2人は視線を絡ませる。
夜明けが来るまでに、愛を交わす機会はないかと考えながら。思わせぶりな君の瞳や
惹きつけられるような君の笑顔に僕の心は、君を手に入れることばかりを考えている。夜に彷徨う孤独な2人は、
挨拶を交わすその瞬間までは他人だった。気付かなかったというより
目を背けていたんだ、ダンスで抱き合った時の暖かさの先にある愛に。
そう、あの夜までは。一目で永遠の恋に落ちた2人は、思っていた通りの関係になり孤独で彷徨うしかなかった夜を共に過ごしたのだった。愛は目の前にあった、ダンスで抱き合った時の暖かさの先に。一目で永遠の恋に落ちた2人は共に過ごしたあの夜から思っていた通りの関係になったというわけさ
「崖っぷちホテル!」の内容に歌詞が合っているとは言い難いですが、物語に出てくる老舗ホテル特有のノスタルジックな雰囲気を演出するには、非常に良い選曲だったと思います。
ムーディーな曲調と歌詞にシナトラの声がよく合っているので、聴く人を魅了しますよね。