ベートーヴェンといえば、「学校の肖像画が怖い…」だけじゃない!
ようこそ!ブーです。
今日は「学校にある肖像画がにらまれているみたいで怖い」と定評があるベートーヴェンについて書きます。
ベートーヴェンってどんな人?
Ludwig van Beethovenルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770年12月16日頃~1827年3月26日)はドイツ生まれの作曲家です。
標準のドイツ語で発音するとルートヴィヒ・ファン・ベートホーフェンです。
日本ではベートーヴェンや、ベートーベンと表記されます。
身長は165cmほどで西洋人にしては低めでしたが、筋肉質でがっしりとしていました。
肌は浅黒くて目力もあり、好き嫌いがはっきりした性格のため、けっこう女性からはモテていた(プレイボーイだった)ようです。
肖像画のイメージとはちょっと違いますねぇ。
写真がない時代だったので肖像画しか残ってないのが非常に残念です。
でも、弟子のツェルニー(練習曲集で有名)は初めてベートーヴェンに会ったとき「ロビンソン・クルーソーみたいだ…。髪の毛もじゃもじゃだな」と思ったそうなので、見た目は肖像画に近いのかも知れません。
部屋は散らかっていて、服装や髪型には無頓着、そんな性格のせいで浮浪者に間違われて誤認逮捕されるほどでした。どんだけ~!(笑)
ですが、入浴と洗濯が好きで、手も頻繁に洗ったりと潔癖症ぎみであったり、豆をきっちり60粒数えてコーヒーを淹れ、生涯で60回以上も引越しをするなど、意外と細かいところもあります。
「ベートーヴェン変人説」は有名なことでしたが、当時のベートーヴェンはどの作曲家よりも人気があり、お葬式も大規模で、別れを惜しんだ参列者が2万人も弔問に訪れたそうです。
ベートーヴェンの生涯
若い頃から苦労してます。
お母さんは早くに亡くなり、お父さんはアルコール依存症で仕事をしないので、一家の大黒柱としていくつも仕事を掛け持ちして働き、幼い兄弟たちの面倒まで見なければならない日々を送っていました。
そんな不遇のなかで「交響曲の父」と呼ばれる大作曲家ハイドンに認められ、ピアノを即興演奏する名手(ヴィルトゥオーゾ)になり、音楽家として花開きます。
作曲家として有名なベートーヴェンですが、意外にも音楽家としてのスタートはピアニストだったんですね。
そんな恩人のハイドンに「楽譜に私の教え子だと書きなさい」と言われて、ベートーヴェンは「私はあなたの生徒ではあったけれど、教えられたことは何もない」と突っぱねるなど、このあたりでかなりヤバイ人だということが解ります。
ブーだったら恐ろしくて言えないよ。
1804年からの10年間はベートーヴェンにとって「傑作の森」と呼ばれる時期に入り、ピアニスト兼作曲家から脱して、完全に作曲家としてやっていくことになりました。
しかし、順調にみえた生活にもかげりがでてきます。
持病だった難聴が悪化して、やがて耳が聴こえなくなるのです。
音楽家にとって耳が聴こえなくなることは、何よりも辛くそして耐え難いことで、ベートーヴェンも何度となく自殺を考えて、「ハイリゲンシュタットの遺書」を書きました。
耳が聴こえなくなり生きる希望も失って、悲観にくれる毎日でしたが、そんな絶望の淵からあるとき生還します。
きっかけは、休養のために訪れた田舎の田園風景です。(日本の田んぼみたいな風景じゃなくて、ヨーロッパ的なやつ)
懐かしくのどかな風景に心がふるえ、滞在中は飽きることなく毎日何時間も散歩をして過ごしました。
「耳は聴こえないが、この素晴らしい風景を音楽で表現してみたい」と思い、作られたのが交響曲第6番<田園>でした。
やはり彼を救ってくれたのは、音楽への情熱だったのです。
そのあとも音楽への情熱を忘れませんでしたが、10番目の交響曲に取り掛かったところでこの世を去るのでした。
交響曲「第9番」というのは魔の数字らしく、何人もの作曲者がこの数字をさけて作曲しているという話もあります。
ベートーヴェンの音楽的な位置づけ
ベートーヴェンは音楽の歴史上でとても重要な作曲家で、日本では「楽聖」とも呼ばれます。
耳が聴こえなくなっても、作曲家として最高の作品を生み出し続けたことから、音楽家などから英雄視され、神格化する人も多いです。
そして古典派音楽の集大成とロマン派音楽の先駆けと位置づけられています。
古典派音楽は、1730年代~1810年代まで続いた音楽の総称で、活躍した他の音楽家ではモーツァルトなどが有名です。
古典といわれるだけあって、クラシック音楽の基礎で典型的なやつだなって思ってれば大丈夫です。
ロマン派音楽は、1800年代~1900年代まで続いた音楽の総称で、音楽という芸術が一般的に広まり、期間も長かったので活躍した音楽家は多く、
シューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ロッシーニ、ショパン、リスト、ワーグナー、チャイコフスキー、スメタナ、ドヴォルザーク、ブラームス、サン=サーンス、ラフマニノフ、など挙げればキリがないです。
ロマン派は古典派の典型的な部分は受け継いでいますが、そこから派生させた表情豊かな響きが特徴で、ロマンチックなんだなと理解できれば大体あってます。
ベートーヴェンはこの2つの音楽の良いところを持ち合わせているから、後世にも伝わる音楽家なんですね。
考えなくてもスゴイ人だなって思うよ。
耳が聴こえないのに音楽家としてやっていけるなんてスゴ過ぎる!というか、ブーだったら諦めちゃうよ。
耳がよく聴こえないから、ピアノに聴診器を当てたりコップをくっつけたりしながら音や振動で聴きとって作曲したっていうんだから、本当に努力の人だなって思う。
実は、メトロノームの製作者と知り合いだったから、はじめてメトロノームを活用した音楽家って言われてるんだけど、当時はメトロノームの必要性は特になかったから軽視されてたのに、よく使う気になったよなぁ。
ティンパニの使い方も他の作曲家とは違って通常の音程ではないし、音の大きさの記号も急に大きくするのが好きだったりして(聴こえていなかったせいもあるとは思う)
変わってるし変人って言われてたけど、それってきっと自分の考えてる音楽に対して本気だったから、他の人に何て言われても自分は気にしないし、どうでも良いって感じだったんだよ。
カッコいいじゃないか!ベートーヴェン!