「クレフ読み」って何?楽譜を読むのに必要なことです!
ようこそ!ブーです。
「クレフ読み」という言葉を聞いたことがある人もない人も!
今日は、授業・レッスン・部活動などで楽譜を読むとき、急に「クレフ読み(クレ読み)しましょう」と言われて焦らないように、ナゾの用語「クレフ読み」について説明します。
「クレフ読み」とは
クレフ(Clef)は、ト音記号やヘ音記号などの音部記号のことで「クレフ読み」は楽譜に書いてある音部記号にしたがって音(楽譜)を読むことです。
ピアノなどを習っている人だったら、ト音記号とヘ音記号の楽譜は普通に読めますよね?
でも、この2つは本当にスタンダードなもので、音楽にはこの2つ以外にも音部記号が存在しています。
楽譜には必ず最初に音部記号が書いてありますが、それがもし知らない記号だったり、理解できなかったら楽譜が全然読み進められない!
そして知っている音部記号でも、その特性をよくわかっていないと、楽譜に書いてある音の高さをスラスラ違和感なく読むことは出来ません。(泣)
そんな困った事にならないように「クレフ読み」の能力が必要になってきます。
音部記号の特徴はこちら↓
簡単に説明すると「音部記号によってドレミファソラシドの位置が違うから、それに合わせて楽譜を読みましょうね」って事です。
こういう音部記号の特性をきちんと理解して、楽譜に書いてある音部記号通りに音の高さを読めて、想像できるようになりましょう。
そもそも、何で「クレフ読み」が必要なの?
プロの音楽家として生活していても、ピアニストや声楽家の人には関係ないというか、特別必要とされない能力だと思います。
ですが、オーケストラに入団したい・指揮者になりたいといったときにはこの能力が必要になります。
そのため音楽科のある学校では、たびたび「クレフ読み」やそれを踏まえた授業が行われるんです。
ソルフェージュの授業では「クレフ読み」が必要になる楽譜が使われることや、自分がその楽譜を書かなければいけないときもあります。
楽典の授業では、音程(2音間の音の差・幅)の問いが出題されるとき、ワザと難しくするために「スタンダードな音部記号以外の記号」が使われる事が多いです。
音楽科の授業で使われているという事に連動して、学校の音楽の先生や個人レッスンの先生になりたい人にも「クレフ読み」の技術が必要になってくるわけで、音楽を仕事としている人は全体的に知っていないといけない事なんだね。
クレフ読みが出来れば…
どの音部記号で書かれた楽譜でも正確に読むことが出来ます。
分かりにくい音部記号で書かれた楽譜を、ワザワザわかり易い音部記号に書き換える必要もありません。
それにスコアと呼ばれる、バンドやオーケストラの楽譜もスラスラ読めちゃうって事です!
カッコいい!