ピョンチャンオリンピックの開会式を観て印象に残った曲。
ようこそ!ブーです。
今日は、2018年2月9日から韓国の平昌(ピョンチャン)で開催されている、第23回オリンピック冬季競技大会の開会式で、個人的に印象に残った曲について書きます。
夏・冬通してオリンピックの中ではフィギュア・スケートが1番好きで、競技ではないですが2番目にオリンピックの開会式と閉会式が大好きなんです。
開催される国のことをただの資料としてじゃなくて楽しい映像として気軽に観れて、その国の象徴的なものに触れることが出来るからでしょうね。
それに、「今年はどこの国がどんなウェアを着て出てくるかな~」とか、「こんな国があって、こんな国旗なのか!」と、意外な見所もありますよ。
アリラン
朝鮮民謡の代表曲で、その国に生きていなくても不思議と故郷を思い出すような、哀愁のある曲調です。
オリンピックの開会式では、現代風に編曲されたものや、ノーマルなものを70代のおじいちゃんが歌ったりしていました。
おじいちゃんの歌声があんまりにも味わい深すぎて、もしくは緊張し過ぎていたからあんな感じだったのか…、ブーは思わず画面に向かって「おじいちゃん頑張れ!」と応援。(笑)
「アリラン」は朝鮮で歌い継がれていますが、明確な楽譜がない時代の曲なので、歌のメロディ以外の伴奏や拍子はその時々で変わります。
アリラン峠や白頭山(中国との国境にあり、朝鮮の発祥と言われている霊峰)、そこに咲き誇る花、青い空や小さな星、夢、など美しい風景が思い浮かぶような歌詞が使われているのが印象的です。
江南スタイル(カンナムスタイル)
選手入場のときにかかって、「わぁ~!懐かしい!!」とめちゃくちゃテンションが上がりました!
選手入場はK-POPばかりだったのですが、特にこの曲を聴いたら嬉しくなっちゃったので紹介します。
この曲は、江南出身のPSYが作詞作曲し歌いました。(PSYと書いてサイと読みます)
You Tubeにあげたミュージックビデオがきっかけで世界的なヒット曲に!
ブーもその時代にこの曲を知りました。
カンナムとは、ソウル特別市江南区のことで高級住宅が並んでいます。
そのカンナムに住む富裕層の暮らしをテーマにしたのが「江南スタイル」です。
一緒に観ていたお母さんに「日本で言ったら、白金みたいなところに住んでる人の歌だよ」と、白金に住む人には大変失礼な説明の仕方をしました。(笑)
ノリの良い裏拍を強調した16ビートの曲調と、カンナムスタイルを象徴する『乗馬ダンス』って楽しいから、ついつい一緒に踊ってしまいます。
オリンピック讃歌
オリンピックの旗をあげるときに、韓国のキレイなソプラノ歌手のお姉さんが歌っていました。
曲自体が印象に残ったんじゃなくて、歌の序盤で気が付いてしまったんです。
「あれ?いや…、まさか口パク…?」
それに気が付いた要因がいくつかあります。
まず、あんな寒いところで腹式呼吸したら肺や喉がおかしくなるし、腹式呼吸で歌っていたらお腹がもっと動くはずだ!
ソプラノ歌手だったら腹式呼吸しないわけがないんだから、このことが回避できるわけないですよね。
そして、彼女の前に歌っていた人とのスピーカーから聴こえる歌声の音量・音響の差が激しすぎるし、あんなに風が吹いていたのに、風の音も入らず声だけ大音量でクリアに聴こえるのは明らかにおかしい。
あと、マイクは一体どこにあるの~?って感じでした。
まぁ、お姉さんがキレイだったから口パクでも許すけどね!
イマジン(Imagine)
まず思ったのが「なぜ韓国なのにイマジン?」でした。(好きな曲だからいいんだけどさ…)
むしろ日本の方がまだ使っても不思議じゃないでしょ?だってこの曲を作ったジョン・レノンの奥さんはオノ・ヨーコさんだもん。
まぁ、オリンピックのテーマが「Passion.Connectedひとつになった情熱」ということで、韓国がグローバリゼーション=世界と一体化していることを見せつけたかったのかなぁって感じですね。
他にも理由はさまざまあるでしょうが、この曲が世界の人へ向けた平和的なメッセージ性のある作品だから選ばれたのかなとも思いました。
歌はあんまり上手じゃなかったから、あのクオリティーで口パクは無いだろう!(笑)
一番の衝撃!
歌以外で一番衝撃を受けたのは『人面鳥』ですね。
出てきた瞬間、思わず「キモっ!!」って言っちゃいました。
クオリティーの問題ではないにしても何だか奇妙で、架空の生き物だとしても怖すぎる! (汗)