長い時間をかければ良いってワケじゃない!音楽の練習時間。
ようこそ!ブーです。
今日は、音楽の練習時間について書きます。
あなたは毎日どのくらいの時間、練習をしていますか(いましたか)?
「毎日長い時間をかけてミッチリ練習している人」
「毎日はしていないし短い時間しか練習をしない人」
さまざまですよね。
『練習時間は、本当にこんな時間でいいのかな?』という不安に思う人もいるでしょう。
ちょっとでも、その不安が取り除ければ良いなと思います。
自論ですので、参考程度にご覧下さい!
練習時間はどの位が良いの?
実は、1番良い練習時間を決めることって出来ないんですよね。
当たり前ですが、集中できる時間や練習方法が人それぞれに違うからです。
『30分は長いor短い?』と考えたときに、楽しいことだったら集中しているので短く感じて、嫌なことだったら苦痛や退屈のせいで長く感じますよね?
これと同じで、楽しい練習方法だったら集中できるので時間が立つのも早いですし、嫌な練習方法だと飽きたり時間が立つのが遅く感じて早く切り上げたくなるハズ…。
なので長い時間じゃなくて、自分に合った時間で効率よく練習することを考えた方がいいんですよ!
自分に合った時間で練習しよう!
まずは、自分に合った練習時間を知りましょう。
「音大生やプロは、10時間以上練習することは普通だ」という人も多いので、沢山の時間を使って練習しなければいけない気になる人が多いと思います。
でも、長い時間よりも自分の集中力に合った時間の方がよっぽど重要なので、人と同じ時間ではなくて「あなたが集中できる時間」を考えて下さい。
短くても良いんです!
たとえ短い時間でも何回も繰り返し練習すれば問題ありません!
とにかく集中して質の良い練習ができれば時間なんて関係ないんです!
効率よく練習しよう!
いくら集中力があって長い時間練習できても、必ず演奏が上手になるわけではありません。
このナゾナゾをご存知ですか。
「A子ちゃんは毎日5時間以上、どれだけ練習してもピアノが上手く弾けるようになりません。なぜでしょうか?」
答えは「どれだけ→ドとレの音だけ練習しても、上手に弾けるようにはならないから」です。
A子ちゃん、ドとレだけで5時間以上ってすごい集中力だな…(笑)
ということでは無くて「意味の無い練習では時間がもったいない。練習は量より質」ということが言いたいんです。
長い時間練習していると、練習内容が適当になってグダグダになってしまう人もいるので、練習の内容を見直してみましょう。
自分はどうなのか?
色々書きましたが、実際には1日に5時間練習することは普通でしたし、実技テストや発表会の前などは10時間以上弾いていました。(全然実行してない…。笑)
ご近所さんに気を使って夜8時以降は弾かないようにしても、10時間は弾ける甘やかされた環境だったんですよね。
しかも、自分の部屋にサブで電子ピアノを持っていたので、足りなければ夜中でも弾いていました。
10時間以上練習する日の内訳を書いておきます。
午前7時頃に起床、朝ご飯を食べる→8時から練習→トイレ→練習→午後12時過ぎ昼ご飯→練習→トイレ→練習→6時頃に晩ご飯→8時まで練習→練習が終わり次第お風呂に入る→お風呂から出たら自室で好きな時間まで練習
うぅ…、こう見ると病的だなぁ。
弾くこと自体が好きなのでレッスンの課題曲を練習すると言うよりは、指を動かしたり良い音楽を聴くために、好きな曲を好きなように演奏している時間の方が格段に多かったと思います。
若い頃はどれだけ弾いても体に疲れが出ないので、何時間でも弾いていられたんですよ。
でも集中力が無いので1曲(5~15分)づつ弾いては楽譜をコロコロと入れ替えていました。
手を温めて指の動きを良くするという点では良いことですが、練習方法としてはダメダメですね。
『だからプロになれなかったんだな』とは思いますが、好きでもない練習方法で音楽を嫌いになることの方がよっぽどダメだと思ったので変えませんでした。
この練習方法が、自分には1番合っていると自信を持って言えます!
あなたにも、合った練習時間と方法が見つかって音楽が楽しめますように。