サウンド・オブ・ミュージックは素晴らしい!パート2
ようこそ!ブーです。
今回も、ミュージカルでお馴染みの名作「サウンド・オブ・ミュージック」の映画版を紹介します。
パート2の今日は、この映画を作った人たちと、ブーが好きなキャストについてです。
サウンド・オブ・ミュージックを作った人たち
物語
「The Sound of Music」は、オーストリア出身のMaria Augusta von Trapp(マリア・アウグスタ・フォン・トラップ、1905-1987年)の自叙伝「The Story of the Trapp Family Singersトラップ・ファミリー合唱団物語」を基にして製作されました。
ですが映画はミュージカルを基に、そのミュージカルは自叙伝を基にしているため、史実とは多々異なる点があります。
マリアさん本人は、設定や物語の流れに納得のいかないところもあったようですが、主演女優でマリア役のジュリー・アンドリュースの演技を大変気に入ったようで批判はしていません。
そして、この映画が作られたときには、マリアさんはまだ元気だったのでワンシーンだけ通行人として娘・孫娘と3人一緒に出演しているんですよ!
顔は小さくて確認しづらいですが、華やかな色の民族衣装を着ているのですぐにわかります。
音楽
元々「The Sound of Music」は、作曲家のRichard Rodgers(リチャード・ロジャース、1902-1979年アメリカ)と、
ミュージカル作詞家・脚本家のOscar Hammerstein Ⅱ(オスカー・ハマースタイン2世、1895-1960年アメリカ)の名コンビが1959年に生みだしたミュージカル作品です。
それを基に作られたこの映画は、彼らの最後の作品となっています。
ミュージカル黄金期に活躍し、同じ作品に携わることが多かったのでRodgers & Hammerstein(ロジャース&ハマースタイン)とまとめて呼ばれることが多いです。
「The Sound of Music」は、ミュージカルと映画では音楽の仕様が若干違い、
映画版では「I Have Confidence in Me 自信を持って」と「Something Good 何かいいこと」が新たに足されたり、
逆にミュージカル版で使われていた「How Can Love Survive 恋の行方は」、「No Way to Stop it 誰も止められない」、「An Ordinary Couple 普通の夫婦」が外されています。
編曲
映画版の音楽は名コンビの他に編曲担当で、Iwin Kostal(アーウィン・コスタル、1911-1994年アメリカ)も参加しました。
彼は、ディズニーの代表的な音楽のアニメーション作品「ファンタジア」や「メリー・ポピンズ」などの担当もしていたスゴイ人物です。
監督
Robert Earl Wise(ロバート・アール・ワイズ、1914-2005年アメリカ)が務めました。
あの「ウエスト・サイド・ストーリー」も手がけた名監督です。
ブーの好きなキャスト
もちろんみんな素晴らしいキャストの方々ですが、特に好きなキャストを紹介します。
Arthur Christopher Orme Plummer(アーサー・クリストファー・オーム・プラマー1929~カナダ)
トラップ大佐役の俳優さんで、とにかく整った顔立ち!
この甘~いマスクで、歌まで上手いなんてズル過ぎるでしょ…。
ピアニストになるために勉強していたのを、転向して俳優になったという経歴の持ち主だけあって、歌声の音にブレが無くて聴いていて心地良いです。
Richard Haydn(リチャード・ヘイデン、1905-1985年イギリス)
子どもたちに『マックスおじさん』と呼ばれていた、トラップ大佐の友人でひょうきんなマックス・デトワイラー役の俳優さんです。
歌ったりはしませんし、ちょこっとしか出てませんが存在感バツグンで映画を盛り上げてくれます。
その独特な声と早口な口調でディズニーアニメーション「不思議の国のアリス」のいもむし役としても有名です。
実は…
タイトルや曲の1つを聞いたことはあっても、最近まで「The Sound of Music」のことを全然知らなかったんですよね。(笑)
「ミュージカル作品」で、しかも「50年以上も前のもの」ということもあり、自分の興味がそこまで行き着かなかったのが原因だと思います。
なので今回、映画を鑑賞してみて本当に良かったです!
すでに5回観ましたがまったく飽きる気配なしで、
過去にブーが観た中で1番はまった映画作品、1週間で5回も観たティムバートン監督作品「チャーリーとチョコレート工場」に並び1位タイになりました。