楽器を演奏するためには「手・指」も鍛えよう!
ようこそ!ブーです。
今日は、楽器を演奏するためには「手・指」も鍛えよう!ということについてです。
もちろん普通に演奏する練習でもある程度は鍛えられますが、それでは補えないのが手や指の筋力…。
自分に合った鍛え方を見つけて、より良い演奏ができるように頑張っていきましょう!
とにかく、楽器演奏では「手・指」をよく使う。
ピアノ
和音などの片手で複数の鍵盤を押さえなければならないときには、指を広げて演奏しないと届かないことがあります。
楽譜に小さい単位の音符が書かれてるときや、速度表記の指示が速いものであれば、指を細かく動かすことが必要です。
手首は柔軟性が必要ですが、縦にグラグラ動くと音がブレてしまうので注意しましょう。
弦楽器
右手は弓を持って演奏したり、指で直接弾いたりします。
手首には柔軟性が必要になるので、あまり力を入れすぎないようにしましょう。
左手は弦を押さえて、音の高さを決めます。
音が出る位置(ポジション)は決まっているため、指を広げて所定の位置を押さえなければいけません。
楽譜に小さい単位の音符が書かれてるときや、速度表記の指示が速いものであれば、弦を押さえる指や、音を鳴らす弓を細かく動かすことが必要になります。
木管楽器
右手・左手は関係なく、全ての指で音を変えるキーを押さえます。
楽譜に小さい単位の音符が書かれてるときや、速度表記の指示が速いものであれば、指を細かく動かして演奏しなければいけません。
あまり大きくなくて軽い楽器にはネックストラップがつかないので、手で楽器を支える必要があります。
金管楽器
バルブ式の楽器は、右手でバルブを押して音を変えることができます。(トランペット、ユーフォニアム、チューバなど)
楽譜に小さい単位の音符が書かれてるときや、速度表記の指示が速いものであれば、指を細かく動かしてバルブを押さえなければいけません。(金管楽器の場合は、唇の角度でも音の高さを変えることができるけどね)
トロンボーンは、右手でスライド管の支柱を持ってスライドさせることで音を変えることができます。
左手は楽器を支えるので、重たい楽器は特に力が必要です。
ホルンの場合は他の金管楽器と逆で、左手を使ってピストンやレバーを操作し、右手はベルと呼ばれる音が出てくる部分に入れて楽器を支えます。(左手の小指でも楽器を支えているよ)
打楽器
両手でバチを持ったり、手の全体を使って演奏します。
楽器によっては片手で押さえて音を止めるものもあり、その場合は俊敏な動きが必要です。
演奏には、手首の柔軟性(スナップ)が重要となります。
専用器具も使ってみようよ!
『具体的な練習方法が解らない!』という人のために、指を鍛えるためのいろいろな筋トレグッズが販売されています。
「ハンドグリップ」は握力を付けるための器具の中で1番有名ですね。
バネに持ち手が付いたタイプやボールタイプのものがあり、昨今ではカラーバリエーションも豊富になりました。
「ウエイトグローブ」は重りのついた指なし手袋です。
「リストバンド」は手首につけるタイプで、重りがついたもの。
「フィンガーウエイト」は指につける重りで、一見すると事務で使う指サックのような形をしています。
「グリップマスター、フィンガートレーナー、ハンドトレーナー、フィンガーグリップ、ハンドグリップ」色々な呼び名がありますが、同じような器具です。
トランペットのピストンバルブのような形をしたボタンが付いているものを握り、指でそのボタンを押すことで握力が付きます。(個人的に1番欲しい商品)
「フィンガートレーナー」は伸縮性のある素材(シリコンなど)で作られているものです。
様々な形がありますが、どれも指を引っかけて前後左右に広げて使います。(輪ゴムで代用ができそう…)
「エクステンサー」は手に着けるものなのに、まるで巨人の星の星飛雄馬が着けている大リーグボール養成ギブスのような見た目になります。
こういった専用の器具を使って鍛えておくと、手の故障も防ぐことができるので試してみてはいかかでしょうか?
生涯にわたって楽しく音楽を続けたいのであれば、無理をするのではなく演奏に耐えれるような身体づくりから考えよう!
ストレッチも大事だよ!
手や指に筋肉をつけただけでは、良い演奏はできません。
カチカチに固まってしまった「手・指」ではぎこちない演奏になってしまうので、柔軟性も重要になるんです。
手を開いたり閉じたりするだけでも充分なストレッチになるので、負荷をかけるだけではなく、同じくらいリラックスもさせてあげましょうね。
鍛えたから…?
指を一生懸命に鍛えたからなのか、ブーの握力は平均よりも20㎏以上強いです。
見た目(体系)がインドア派まる出しなので、測ったときは全員2度見してしまうほどでした。
世界記録の192㎏には程遠いですが、ピアノを叩き壊さないように気を付けて演奏していきます。(笑)