ブー先生の音楽教室

学校では教えてくれない、音楽のことを書いています。

ありがとうピョンチャンオリンピック!次は北京で会いましょう!

ようこそ!ブーです。

 

今日は、2月25日に閉幕したピョンチャンオリンピック冬季競技大会の閉会式と、大好きなフィギュアスケートのブー的なハイライトを書きます。

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閉会式

コンセプトは「The Next Waveザ・ネクスト・ウェーブ」新たな時間軸を作ろうです。

 

出てきた出演者たちの白黒の衣装と、不思議な音楽・数字をかたどったプロジェクションマッピングの演出は、まるで映画「マトリックス」のようでした!

 

ロックな演出でヴィヴァルディの「四季“冬”」を演奏していたギター少年は、エレキギターをアンプとかに繋がずにどうやって音を出力していたのでしょうか?(笑)

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選手入場のときに弦楽器を演奏していた人の弓がボロボロになっているのが一瞬モニターに映って、「そのままで演奏できるの!?」とこっちが焦りましたが、すぐに終ったので安心。(ホッ…)

 

開会式が古い民謡とかだった反動なのか、K-popとDJなどのアーティストの方々が出ていましたが、「なぜこの人たちを選んだのか、なぜこの曲なのか」という風に感じてしまったんですよねぇ。

(開会式のコンセプトに合っているとも思わなかったので) 

 

 

CLシーエル

ラッパー、歌手、ダンサーとして活躍している(らしい、ブーは初めて聞いたので)韓国ソウル出身の女性アーティストCLさん。

 

カッコいい演出とダンスだったけど、あんなに判りやすく口パクする人っているんですね。(汗)

ビートも良く聞くタイプのものだし、なんだかレディー・ガガのようなパフォーマンスだなぁ…。

 

盛り上がったのは、父が「音楽が、インド映画の踊りの部分みたいだ」と言っているのを聞いて「確かに!」ってなったくらいです。

 

 

EXOエクソ

韓国と中国の男性K-popアイドルグループ「未来の世界から来た新たなスター」というコンセプトで活動しています。

 

お鍋の蓋みたいなものを叩いていたのが印象的でしたね!

 

曲もパフォーマンスもカッコいいし、もともと有名で凄いグループなんだろうケド、メンバーの中に「中学生の野球部」みたいな坊主の人がいたことが面白かったです。

 

 

マーティン・ギャリックス

「驚きのスター」として出演したオランダ出身の世界的なEDM(Electronic Dance Music)のDJで、お呼ばれで来たため韓国とは関係ない人物。

 

2004年のアテネオリンピックで演奏していたDJを観てこの世界を目指したので、夢が叶ってよかったね。

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RAIDEN

こちらは韓国出身のDJなのに、たった1曲で終ってしまいました。

印象に残らないくらい短い出演でした。(かわいそう…)

 

 

閉会式の感想

音楽の選び方に対しては「何で?」という気持ちの方が大きかったですが、個人的には普段聴かないようなジャンルの曲を色々と聴けたし、名前を聞いたことがないアーティストのことも知れたので良かったです。

 

あとは、開会式で話題をさらった「人面鳥」が閉会式に再登場したことが嬉しくてテンション上がりました。

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PSYさんも来たら良かったのに…、曲に関係なく『乗馬ダンス』を踊ってる選手もいたので来ていたら絶対に盛り上がったと思います。

 

 

次は北京で会いましょう!

次の冬季オリンピックは2022年に中国の北京であるので、オリンピックの旗が渡され短いショーがあり、

パンダの形をしたLEDの電飾を身にまとった2人と、電飾だけのパフォーマー数十人がシューッとローラースケートで滑っていたり、液晶モニターやプロジェクションマッピングを使っていたのが印象的でした。

 

「わぁ~、中国と言ったらやっぱりパンダかぁ…。中身が透けて人の頭が丸見えですけど!!」って感じでしたが面白かったです。(笑)

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2022年の冬、北京オリンピックではどんな名曲に出会えるでしょうか?

今からとても楽しみですね。

 

 

フィギュアスケートのハイライト

金メダルを取った羽生選手がスゴかったのはもちろんですが、ブーが目をつけたのは選手の方々が演技のときに使っていた曲です。

 

今回は特に印象に残ったものを挙げます。

 

 

ドビュッシー作曲「牧神の午後への前奏曲」

イタリア出身の、カロリーナ・コストナー選手がフリーの演技のときに使用していた曲です。

 

この曲は、フランスの詩人マラルメが書いた「牧神(半獣神)の午後」からインスピレーションを得て作曲されました。

 

『湖のほとりでウトウトしていた牧神が、軽やかに戯れる湖の妖精たちに心を奪われて本能のままに追い掛け回したので、すっかり嫌われてしまって1人ぼっちになってしまった』

というような内容です。

 

牧神の象徴である「パンの笛」をフルートで表現した官能的な響きが良いんですよ~。

 

でも、コストナー選手は妖精というよりも牧神っぽいと思ってしまう、失礼なブーなのでした。(笑)

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プッチーニ作曲オペラ・トゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」

我らが日本の、宇野昌磨選手がフリーの演技で使用していた曲です。 

 

この記事↓でも書きましたが、この曲が使える人は「鉄の心臓」を持っている人! 

boosensei.hatenablog.com

 

宇野選手!銀メダルおめでとう!

 

 

ありがとう選手のみんな

世界中からトップアスリートが集まるオリンピック、興奮と感動をくれた選手のみんな!ありがとう!

 

いやぁ~、日本勢は本当にスゴかったですね!

冬季オリンピックでは過去最高のメダル数で、その総数は13個!!

 

メダルがもらえなかった選手も、オリンピックに出ることができただけで名誉なことですよ。

みんな良く頑張りました! 

 

(まだパラリンピックがあるケド…)

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